離婚問題

女性は女性弁護士に依頼した方がよい?の実際

2017.01.09更新

 

こんにちは、東京・日本橋の弁護士秦(はた)です。

神田駅から2駅、銀座駅から2駅、秋葉原駅から3駅の事務所です。夜間対応が充実しています。

 

1.離婚事件で奥様が女性弁護士に依頼したいというニーズ


 

 離婚事件を取り扱っておりますと、奥様が事件をご相談される際、女性弁護士に相談したいという要望が出されることがあります。

 

 離婚問題では、これまで家庭内で起こったことについて詳しくお話を伺う必要が出てきますから「男性にこんな話をするのは恥ずかしい」とか「同性の方が話がしやすい」ということから、女性弁護士にご相談されたいと言うことだと思います。

 このような視点から、以下、私が離婚事件を取り扱ってきて感じるところを率直にご説明します。

 

2.異性に話をすることが恥ずかしいという点について


 

 この点については、離婚の調停も視野に入れている場合、男性弁護士を排除する積極的理由にはならないと思われます。

 

 といいますのは、家庭裁判所の調停においては、調停委員会に対して事情を説明する必要があるのですが、調停委員は男女1名ずつで構成されますので、必ず男性にも同じ話をしなければなりません。また、調停委員会を構成する裁判官には男性も多くいます。

 

3.同性の方が話やすいという点について


 

 確かに、女性同士の方が気軽に話せる、話がしやすいということはあると思います。

 

 ただ、私が離婚の問題を多く取り扱っていますと、以下のようなお困りでセカンドオピニオンを受けたことが何度かあります。つまり、「今担当してもらっている弁護士は女性なのですが、女性トークで盛り上がってしまって、事件処理について今一方向性がはっきりしなくて困っています」というご相談です。

 気軽に話をできるというのはメリットになりますが、場合によってはデメリットになることもあるのだと思います。

 

4.男性弁護士・女性弁護士というくくりで区別するのは危険かもしれない


 

 インターネット上には、弁護士選びのコツを紹介するページも多いのですが、男性弁護士・女性弁護士のメリット・デメリットを紹介するページも見かけます。

 

 その様なページでは、男性弁護士の方が「押しが強い傾向がある」(つまり、相手に対して強く出ることができる)とか、女性弁護士の方が「緻密で繊細に対応してくれる」といった紹介がなされることもありますが、率直に言いますと、男性弁護士・女性弁護士ではくくれない話なのではないかと思います。

 

 私も離婚事件を多く取り扱いますので、相手に弁護士が就くケースも多いのですが、女性弁護士でも繊細というよりはザックリと進めていらっしゃる先生もいますし、逆に、男性弁護士でも非常に緻密に進めていく先生もいらっしゃいます。

 そのため、男性・女性ではなく、「実際に自分にあった弁護士を探す」というのが一番ではないかと思います。

 

5.実際に弁護士に会ってみよう


 

 女性の方で、女性弁護士の方が良いと思えるけど、間口を狭めたくないというお気持ちもおありなら、まずは、実際男性弁護士にご相談に行かれることをオススメします。

 実際に会ってみると、男性弁護士でも話しやすいということもありますし、不安感がかなり和らぐのではないかと思います。

 

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