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【モラハラタイプ別対処法11】ともかくこちらを監視したがるモラハラ夫への対処法 | 雨宮眞也法律事務所

離婚問題

【モラハラタイプ別対処法11】ともかくこちらを監視したがるモラハラ夫への対処法

2021.09.01更新

弁護士秦
こんにちは、東京・日本橋の弁護士秦(はた)真太郎です。本当に役に立つ詳しいブログ解説を目指して解説していきます。なお、モラハラ情報盛りだくさん!弁護士秦のモラハラ総合サイトは>>こちら<<になります。

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1.モラハラとは何だ?


 

 「モラハラ」最近よく耳にするようになった用語のため、モラハラとは何なのか分かったような分からないようなぼんやりとしたイメージでこの用語を使っている方も多いと思います。

 モラハラとは、一般的には「言葉、態度、文書などによって継続的に相手の人格や尊厳を傷つける精神的な虐待行為」などと言われます。

今回は、このようなモラハラ夫の中でも「ともかくこちらを監視したがる夫」を取り上げて、その夫との別居や離婚を決意した時、どのように対応すればよいのかについて解説します。
ここでの「ともかくこちらを監視したがるというのは、
①自宅に監視カメラやレコーダーを設置して、盗撮・盗聴行為をする、とか
②あなたの携帯電話や郵便物、財布の中身、手帳等を頻繁にチェックしてくる、とか
③あなたの携帯電話にGPSアプリ等をダウンロードすることで監視してくる、とか
④こちらの行動を執拗に確認してくる(飲み会に行っただけなのに、誰と会っていたのかと執拗に聞かれるとか、通話相手を執拗に訪ねてくるとか)、とか
⑤勝手に門限を決めたり、飲み会の回数や友人とのランチの回数を制限してくる、とか

⑥あなたが働きに出ることを禁止してきたり、禁止はしないとしても、あなたの職場の同僚や上司のことなどを執拗に質問してくる、とか

⑦家計の管理と称して、こちらのレシートの内容などについて執拗に使途などを質問してくる、とか
の例があります。

今回のブログは、このようなモラハラ夫との円満生活を目指すということではなく、当該モラハラ夫と別居・離婚する決意を固めた方向けのブログになりますので、ご留意の上、お読みください。

 

 

2.「ともかくこちらを監視したがる」というのは、相当数あるが、必ずしも主流派ではない


私も日頃からモラハラ夫と対峙していると、「ともかく奥様のことを監視したがる」夫と対峙することも相当数あります。
ただ、このような「ともかく奥様のことを監視したがる」という特性がモラハラ夫で多く見られる特徴かというと、そうではない印象です。
私がモラハラ夫と対峙していると、独自の考え方を持っており、そのことへのこだわりが強いとか、「どのモラハラ夫にも共通する」と思われる共通点があることも多いのですが、「ともかく奥様のことを監視したがる」という特徴は、モラハラ夫の中でも必ずしも主流派の特徴ではないと感じるのです。

もちろん、主流派でないからと言って、これが「モラハラに該当しない」ということではありませんし、監視が行き過ぎると奥様のプライバシーは一切なくなってしまいますので、常に緊張感を持って生活しなければならず精神的にもつらいことが多いかと思います。また、主流派ではないのですが、監視型のモラハラの場合には、私が相談を受ける時には、相当エスカレートしているケースが多く、悪質だと感じるケースも多いです。

 

 

3.モラハラの証拠集めのポイント


 奥様の行動を監視したがるとは言っても、常時監視カメラを設置していたり、盗聴しているというケースは稀なので、監視の現物等を証拠化できるケースは少ないと思います。
 そのため、実際には夫からの監視行動を口頭でこちらから指摘し、夫との話し合いの内容を録音しておくということが一番簡易な証拠化の方法ではないかと思います。
 もちろん、夫側から「いつも監視しているんだぞ」といったようなLINEやメールが来るようであれば、それもモラハラを証明する一つの証拠になり得ます。
 なお、盗撮・盗聴にまで発展すれば、それは明らかな行き過ぎですが、例えば、あなたが飲み会に行った際に、参加メンバーを尋ねたり飲み会の趣旨を尋ねたりすることは、明らかな行き過ぎとまでは言いにくいと思いますので、どこまで行くと「度を越した監視」と言えるのかの線引きは難しいことも多いです。

 いずれにせよ、証拠化で悩むことがあれば、遠慮なく弁護士に相談して下さい。

 

 

4.自分で別居・離婚を切り出すべきか


 このように監視行動に出るモラハラ夫は、奥様に対する独占欲が強いことが多いので、あなたの方から別居や離婚の話を切り出すとどのような行動に出るか分からないという不安があります。
 また、事前に別居を予告してしまいますと、あなたの別居先等を必死に探り出そうとするリスクが高いです。
 そのため、あなたの方から直接別居や離婚は切り出さないほうが良いケースが多いかと思います。

 もちろん、夫からの監視行動が、そこまで極端なものではないということでしたら(少なくとも別居等を切り出したときに、あなたの鞄を勝手にあさって別居先を割り出そうとしたりしないようであれば)、あなたから別居や離婚を切り出してみても良いかもしれません。
 また、あなたの別居先がご実家など、夫側もすでに知っている場所なのであれば、あなたの方から別居を直接切り出しても大きな不安はないかもしれません。

 

 

5.親族等を交えて話をすることは効果的か?


 前述の通り、事前に別居や離婚を切り出すと、余計に監視行動を強めてしまうリスクが高いので、親族等を交えての話し合いも避けたほうが良いケースが多いと思います。

特に、監視型のモラハラ夫は、あなたに対する独占欲が強いことが多く、夫婦や家族関係のことを、あなたの親族等に知られることにも抵抗を示すことが多いです。そのような観点からも、親族を交えて話をすることは極力避けた方が良いと思います(あなたの方からご親族に話をすることは良いのですが、そのことを夫側に知られるのは避けた方が良いという意味です)。

 

 

6.別居のタイミングは?


 前述のように、あなた自身がモラハラ夫と直接話をすることが可能な場合には、その話し合いの進捗を見つつ、別居のタイミングを検討していくことになります。話し合いが順調に進むようでしたら、先に離婚届を提出して、その後に別居するという手順になることもあります。
 逆に、モラハラ夫と直接話をすることが難しいような場合には、まずは、何も告げずに別居するところからスタートするというケースの方が多いと思います。その場合の別居のタイミングについては、①あなた自身が今の生活にどの程度の期間耐えられるのかという点と、②別居後の生活を経済的にどのように成り立たせるのか、③お子様への説明等との兼ね合いで時期を検討していくことになります。②の経済面については、夫側から婚姻費用を得られるという点を考慮しても良いのですが、モラハラ夫は、こちらの別居後は生活費を出し渋るケースが非常に多いため、少なくとも別居後数か月の生活は維持できる経済的基盤を整えておく必要があります。

 

 

7.弁護士はどのような進め方をするのか


 監視行動については、奥様に隠れて行われるものが多く、しっかりとした証拠がないと、弁護士が尋ねても、モラハラ夫は事実を否定することが多いです。
 そのため、まずは、当該監視行動の証拠確認を綿密に行います。
 次に、監視行動については、モラハラ夫側から都合の良い理由が述べられることも多いので(実際に私が担当した事件では、盗撮行為について、自宅のリフォーム中だったので、工事業者の行動をチェックしておく必要があったといった言い逃れをしてきたケースもあります)、それに対する反論の準備も必要になります。
 しっかりとした準備が整った後に、モラハラ夫と直接話をしていくことになります。

 なお、監視行動の証拠集めは困難なことが多い反面、このような監視行動をするモラハラ夫は他にもモラハラ行動に出ていることが多いため、他のモラハラ行動の証拠を示して交渉を進めていくというケースも多くあります。
 いずれにせよ、夫側が離婚拒否姿勢でなければ、協議離婚を目指しますが、夫側が離婚拒否姿勢の場合には、離婚調停に手続きを進めていくことになります。

特に強く監視したがるモラハラ夫の場合には、弁護士が介入してきたことそのものに反発してくることが多いです(妻に対する独占欲が強いため、弁護士の存在が非常に邪魔に感じるということです)。そのため、監視傾向が強い場合には、あまり離婚協議に時間をかけずに、早めに調停を起こすケースが多いです。

 

8.まとめ


・「ともかく奥様を監視したがる」というのは、モラハラ夫の主流派の特徴ではないように感じる。
・監視行動の証拠をつかむことは難しいことが多い。
・あなたが直接別居を切り出すと、モラハラ夫はあなたの別居先を必死に探ろうとするので、直接伝えないほうが良いケースが多い。
・ただ、あなたの別居先が実家など、モラハラ夫もすでに知っている場所の場合等では、あなたの方から直接別れ話を切り出しても良いかもしれない。
・親族等を交えて話をする場合にも、モラハラ夫からの監視行動を強めそうであれば、事前に話をしない方が良いケースが多い。
・監視行動は隠れて行われることが多いが、証拠がつかめているようであれば、弁護士との間で、その確認等を事前にしっかりと行ったほうが良い。
・しっかりと準備した上で交渉に臨まないと、モラハラ夫の方から言い逃れされてしまうことが多いので注意が必要である。

 

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